よくある質問
2012年版モデル1とモデル2の違いは何ですか?
東北地方太平洋沖型地震の領域における地震活動のモデル化の方法が違います。モデル1では旧来の予測地図と同じ方法で、モデル2ではより不確実性を考慮した方法で、それぞれモデル化しています。主な違いは以下の通りです。
- モデル2では、三陸沖から茨城沖の一部の「繰り返し地震」および「繰り返し発生する地震以外の地震」を、「震源断層を予め特定しにくい地震」の枠組みでモデル化しました。
- 「三陸沖から房総沖の震源断層を予め特定しにくい地震」としてモデル化する際の最大マグニチュードを、モデル1ではプレート間地震は8.0・プレート内地震は7.5と設定しているのに対し、モデル2ではプレート間地震は各領域の面積に応じて設定し、プレート内地震は8.2に設定しました。
詳しくは、地震調査委員会の発表 「今後の地震動ハザード評価に関する検討~2011年・2012年における検討結果~」 の本編2.3節「『震源断層をあらかじめ特定しにくい地震』のモデル化の検討」をご覧ください。