確率論的地震動予測地図

ある地点で、ある期間(ここでは、今後30年または50年)内に想定される揺れの大きさを超える確率を「超過確率」といいます。 確率論的地震動予測地図は、揺れの大きさとその超過確率のうち、一方の値を固定して、もう一方の値を示した地図です。 例えば、30年超過確率3%の地表の震度を示した図では、「各地点で、その地震動(震度)以上の揺れに見舞われる確率は、 今後30年間で3%です」という意味になります。 確率論的地震動予測地図には、 平均活動間隔や最新活動時期の中央の値を用いて地震発生確率を計算する「平均ケース」の地図と、 評価された地震発生確率の最大値を用いる「最大ケース」の地図があります。

「確率論的地震動予測地図」のタブをクリックすると、確率論的地震動予測地図が表示されます。

確率論的地震動予測地図:30年 震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 (全ての地震、平均ケース)

各設定

基準年設定

サイドバーの基準年設定コンボボックスから、確率論的地震動予測地図の基準年を選択できます。

地震分類選択

ツールバーの「考慮した地震」コンボボックスから、表示する地震分類を選択できます。

平均ケース/最大ケースの選択

平均/最大ケースのラジオボタンから、平均ケース、最大ケースを選択できます。
・2014年版~2019年版
地震カテゴリーIIについては、最大ケースが計算されていないため、最大ケースの選択はできません。
・~2013年版
地震カテゴリーIおよび地震カテゴリーIIについては、最大ケースが計算されていないため、最大ケースの選択はできません。

予測地図の種類の選択

上図のコンボボックスから、表示する確率論的地震動予測地図の種類を選択できます。
ただし、基準日が2008/1/1の地図のうち、以下の地震カテゴリーについては確率論的地震動予測地図が計算されていないため、表示できません。

地震カテゴリー 地図種類
すべての地震、地震カテゴリーI、II、III 30年間で震度5強以上の揺れに見舞われる確率の分布図
すべての地震、地震カテゴリーI、II、III 30年間で震度6強以上の揺れに見舞われる確率の分布図
地震カテゴリーI、II、III 50年の全ての分布図

計算されていない地図を選択した場合、下図のウィンドウが表示されます。


なお、「その他の地図一覧」を選択すると別のウィンドウが開き、そこからその他の地図を選択できます。


概要の確認

をクリックすると、確率論的地震動予測地図についての概要説明ウィンドウが表示されます。

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