2.4 地震動の評価モデル

 西日本の確率論的地震動予測地図の試作版を作成する際の評価条件のうち、地震動の評価モデルについて示す。
 地震動強さの評価は、距離減衰式を用いて、マグニチュードなどの震源の特性と震源断層までの距離から評価される地震動強さの中央値と、評価式に含まれるばらつきを考慮することにより行われる。西日本の試作版では、まず工学的基盤での最大速度を評価した後、表層地盤による最大速度の増幅率を乗じることによって地表での最大速度を評価する。計測震度は地表の最大速度から変換して評価する。


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