J-SHIS | 地震ハザードステーション

サブメニュー サイトマップ お問い合わせ J-SHIS (English)
スタート J-SHIS
Pick Up

J-SHISについて

J-SHISの経緯についてご説明します。

2005年~

「全国地震動予測地図」は、地震調査研究推進本部が過去10年間にわたって実施してきた地震ハザード評価の成果の集大成として位置づけられるものであり、地震活動モデルや震源断層モデル、及び地下構造モデル等の地図の作成に必要なデータまで含めると膨大な量の情報を含んでいます。

防災科学技術研究所では、地震動予測地図の利用に関する検討の一環として、「地震動予測地図工学利用検討委員会」(委員長:亀田弘行)を設置し検討を行ってきました。本委員会がまとめた報告書では、「地震動予測地図」を最終成果物としての地図そのものだけでなく、その作成の前提条件となった地震活動・震源モデル及び地下構造モデル等の評価プロセスに関わるデータも併せた情報群としてとらえることにより、「地震ハザードの共通情報基盤」として位置づけるべきとの提言がなされました。この提言を実現するために、防災科学技術研究所では「地震動予測地図」の公開システムの開発を実施し、同報告書により提案された名称を採用し、「地震ハザードステーション J-SHIS」として、2005年5月より運用を開始しました。

2009年~

J-SHISの運用を開始してから4年が経過し、その期間におけるWebによる地図情報の配信技術の進歩にはめざましいものがあり、これら最新の技術を取り入れ、「全国地震動予測地図」として新たに整備された250mメッシュの全国版「確率論的地震動予測地図」、主要断層帯で発生する地震に対する詳細な強震動予測に基づく「震源断層を特定した地震動予測地図」、それら計算に用いた全国版深部地盤モデル、250mメッシュ微地形分類モデルなどを一元的に管理し、背景地図と重ね合わせて、わかりやすく提供できるシステムを開発しました。

新しく開発されたJ-SHISシステムは、一般ユーザがWebブラウザにより、各種情報を簡単に閲覧することができるオープンソースソフトウェアによる、Webマッピングシステムです。特に、新しく開発された機能としては、地震動予測地図とGoogleマップサービスとのレイヤ透過機能を含めた重ね合わせ機能、地図の移動、拡大・縮小を自由に行えるスクロール機能、約250mメッシュに対応した地震動予測地図閲覧機能、住所や郵便番号による詳細な位置検索機能、ブラウザ上での震源断層表示・選択機能、各メッシュの属性値の表示機能などが使用可能となっています。新システムの運用は、2009年7月から開始されています。

APIGISITJ-SHISJ-SHIS Map RKMLWMSシミュレーションハザードカーブプレートテクトニクスマグニチュード人口使い方内陸地震地すべり地図地殻内地震地盤地震カテゴリー地震ハザードカルテ地震動地震動予測地図地震波地震波形地震発生確率地震調査研究推進本部堆積平野報告書強震動予測強震動評価微動アレー探査想定地震手法揺れ数値地図断層断層モデル条件付超過確率海溝型地震深部地盤災害物理探査研究プロジェクト確率確率論的地震動予測地図確率論的手法表層地盤被害地震長周期地震動震度震源断層モデル