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地震ハザードカルテの見方

2020年版以降の地震ハザードカルテの見方を説明します。

2019年版以前の地震ハザードカルテの見方はこちらをご覧下さい。

説明を表示する箇所をクリックすると、該当箇所の説明へ移動します。

地震ハザードカルテの見方

1.評価地点情報 2.総合評価 3.表層地盤 4.深部地盤 5.30年、50年地震ハザード 6.hザードカーブと影響地震 7.長期間平均ハザード

1. 評価地点情報

評価地点の位置や人口の情報です。地図上の星印は、評価地点が含まれる都道府県または島内における位置を示しています。

項目名 内容
メッシュコード 評価地点の250mメッシュコードです。このメッシュ内の地震ハザード評価結果をカルテにまとめています。
中心緯度、経度 メッシュ中心の緯度、経度です。
住所 メッシュ中心付近の住所です。
標高 メッシュ内の平均的な標高です。
メッシュ内人口 メッシュ内の夜間人口です。データは2014年版までは平成17年、2016-2019年版は平成22年、2020年版以降は平成27年国勢調査に基づいています。

2. 総合評価

3~7の各項目を、下のランク表に従ってA~Eの5段階で評価し、レーダーチャートにまとめています。レーダーチャートの面積が大きいほど、地震ハザードが高いと評価されている場所であることを示しています。

ランクがAなどの場合でも、地震による危険がないことを示すものではありません。

ランク表
項目名/ランク A B C D

E
震度5弱/6弱以上となる確率 0.1%未満 0.1%以上3%未満 3%以上6%未満 6%以上26%未満 26%以上
再現期間1000年/1万年の震度 5弱未満 5弱以上 5強以上 6弱以上 6強以上
人口 1人未満 1人以上10人未満 10人以上100人未満 100人以上1000人未満 1000人以上
Vs=2700 m/s上面深さ 300m未満 300m以上1000m未満 1000m以上2000m未満 2000m以上3000m未満 3000m以上
Vs=1100 m/s上面深さ 200m未満 200m以上500m未満 500m以上1000m未満 1000m以上2000m未満 2000m以上
地盤増幅率 1.0未満 1.0以上1.4未満 1.4以上1.8未満 1.8以上2.3未満 2.3以上

3. 表層地盤

表層地盤に関する地点情報です。

値の見方
項目名 内容
地盤増幅率 表層地盤における揺れの増幅率です。工学的基盤(Vs = 400 m/s)から地表に至る最大速度の増幅率を表します。詳細はこちらをご覧ください。
微地形区分 全国で統一的な手法で分類された、地形・地盤の区分です。詳細はこちらをご覧ください。
30m平均S波速度(浅部地盤/微地形) 地表から深さ30mまでの平均S波速度です。値が小さいほど揺れやすいことを示しています。詳細はこちらをご覧ください。括弧内は、浅部・深部統合地盤構造モデルの値か微地形区分から算出した値かを示しています。
図の見方

全国の地盤増幅率の分布を棒グラフで示しています。棒グラフの色はランク表の区切りと対応しています。矢印は、分布におけるこのメッシュの地盤増幅率値の位置を示し、「ゆれやすさ全国上位~%」に示される値は、全国の値に対し揺れやすい方から上位何%に入っているかを示しています。この値が小さいほど、全国の中で比較的揺れやすい地域であることを示しています。

4. 深部地盤

深部地盤に関する地点情報です。

値の見方

深部地盤の内、盆地や平野の特徴をよく反映していると考えられる速度層上面深さの値です。深いほど堆積層が厚くより揺れが大きくなります。なお、Vs=1100m/s、2700m/s層がない場合はそれより速く最も速度の近い層の上面深さの値です。

項目名 内容
Vs=1100m/s上面深さ 揺れの増幅によく影響する堆積層の深さを表します。
Vs=2700m/s上面深さ 地震基盤相当の固い岩盤の深さを表します。
図の見方

深さごとのS波速度の変化を階段グラフで示しています。図中の点線はVs=1100、2700m/s上面深さに対応しています。

5. 30年、50年地震ハザード

確率論的地震動予測地図の地点情報です。

項目名 内容
超過確率の値 評価基準日から30年間に、ある震度以上の揺れに見舞われる確率です。
震度の値 評価基準日から30年/50年間に、ある値以上の確率で見舞われる震度の値です。
地表の最大速度の値 評価基準日から30年/50年間に、ある値以上の確率で見舞われる地表の最大速度の値です。

※超過確率、地表の最大速度は小数点第二位で四捨五入した値です。

評価基準日

地震ハザード評価の起点となる年月日です。「地震ハザードカルテ○○年版」の場合、評価基準日は○○年1月1日です。

6. ハザードカーブと影響地震

評価地点における、全ての地震のハザードカーブと代表的な値、海溝型地震、活断層などの浅い地震のハザードカーブに加え、30年震度6弱以上の超過確率に対する影響度が大きい上位3地震のハザードカーブと影響度を示します。

図の見方

全ての地震、海溝型地震、活断層などの浅い地震、30年震度6弱以上の超過確率に対する影響度が大きい上位3地震の、評価基準日から30年間の工学的基盤上の最大速度のハザードカーブ(平均ケース)です。

表の見方

図の右の表は、「全ての地震」のハザードカーブの各超過確率に対応する工学的基盤上の最大速度の値を示しています。

図の下の表は、30年震度6弱以上の超過確率に対する影響度が大きい上位3地震の地震名と影響度の値を示しています。

7. 長期間平均ハザード

長期間平均ハザードの地点情報です。長期間の再現期間に対応する震度の値です。詳細はこちらをご覧ください。

 
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