J-SHIS | 地震ハザードステーション

サブメニュー サイトマップ お問い合わせ J-SHIS (English)
スタート J-SHIS
2016.11.15
お知らせ

第六回国際研究交流会「2016年日本・台湾・ニュージーランド地震ハザード評価」を開催しました

2016年10月31日~11月4日に大分県別府市にて開催した、NIED-TEM第六回国際研究交流会のページを公開しました。


この国際研究交流会は、2015年11月にニュージーランド・ウェリントンで開催された第五回ワークショップに続くもので、今年は日本側が主催しました。台湾から最も多い28名の研究者が派遣されたを始め、ニュージーランドから5名、コロンビアから2名、インドネシア、オーストラリア、シンガポール、イタリアからそれぞれ1名の研究者が派遣され、日本からは25名が参加し、合わせて64名が参加しました。

2016年に台湾Meinong、熊本、イタリアAccumoli等に発生した内陸の強い地震による「国ごとの地震動予測地図(NSHM)」のモデルの検証、「確率論的地震動ハザード評価(PSHA)」と関連する震源特性評価、地震動のシミュレーションや予測、沈み込み帯のモデル化とリスク評価等のトピックを中心とした23の口頭発表、7つの研究テーマについて各国の最新の成果や問題点に関する32のポスター発表を行い、討論しました。

米学術論文誌「Seismological Research Letters」において、日本・台湾・ニュージーランドの地震ハザードモデルという特集号が刊行されたばかりであり、NIEDとTEMの間の7年間の協力と、NIEDとTEMとニュージーランドのGNS Scienceとの3年間の協力について報告されています。それを受けて、前回のワークショップのグループ討議に引き続き、4グループに分かれて今後の研究の方向性について議論し、グループごとに代表者が下記の発表を行いました。

  • グループA(Matt Gerstenberger):PSHAとリスク評価関連
  • グループB(Bill Fry):地震観測とインバージョン、震源特性評価、地震動シミュレーションと予測
  • グループC(Yi-Rung Chuang):地震時と地震後の地殻変動、活断層
  • グループD(Kuo-Liang Wen):地下構造、地震工学

会議後に、別府-湯布院-阿蘇-熊本の順で九州地方の地震火山の構造、地震災害現場の調査を行いました。

APIGISITJ-SHISJ-SHIS Map RKMLWMSシミュレーションハザードカーブプレートテクトニクスマグニチュード人口使い方内陸地震地すべり地図地殻内地震地盤地震カテゴリー地震ハザードカルテ地震動地震動予測地図地震波地震波形地震発生確率地震調査研究推進本部堆積平野報告書強震動予測強震動評価微動アレー探査想定地震手法揺れ数値地図断層断層モデル条件付超過確率海溝型地震深部地盤災害物理探査研究プロジェクト確率確率論的地震動予測地図確率論的手法表層地盤被害地震長周期地震動震度震源断層モデル